樹影 メープルバール
¥32,000
応募期間:2026年5月28日 07:00 〜 2026年5月31日 23:45
当選結果発表日時:2026年6月3日 07:00
これまでにないほど官能的な木製ボールペン、これを樹影と呼ぶことにした。
「樹影(じゅえい)」とは、樹木の影。
地に落ちた影は、その木が空に向かって枝を広げ、懸命に光を浴びている証です。
本作品の軸に据えたのは、「メープルバール(楓の瘤)」。
通常のまっすぐな木目とは異なり、樹木が厳しき自然の波風や傷に抗うなかで、自らの命を守り抜くために生み出した「瘤(こぶ)」の部位です。
うねるような縮み杢や、複雑に入り組む神秘的な模様は、その木が過酷な環境を生き抜いてきた凄まじい生命力の痕跡に他なりません。二度と同じものは生まれない、自然が描き出した唯一無二の記憶が、この木肌には凝縮されています。
私が最も心血を注ぐのは、この生命力溢れる木と、金具という相反する性質の素材を、淀みのない一体のラインへと昇華させることです。
口金と軸を別パーツにすれば製作は容易ですが、そこには必ず微かな段差や緩みが生まれてしまう。だからこそ、私たちは一本の塊からすべてを削り出す道を選びました。
特に、ペン芯ギリギリまで追い込んだ先端の造形は、私の譲れない一線です。削りすぎれば使い物にならず、甘ければ筆記時に微かなブレが生じる。この一瞬の迷いも許されない手仕事が、紙に触れた瞬間の「揺るぎない安定感」を生み出します。
この設計は、ある種の実直さを求めます。一切の遊びを排し、精度の高いG2規格のリフィルだけを受け入れる。汎用性を捨ててでも守りたかったのは、書き手の思考を一切遮らないという、作り手としての矜持です。
自然の荒波を耐え抜き、その身に高密度な記憶を蓄えたメープルバールを指先で撫でるとき。
一切の雑音が消え去った机上で、あなたの内なる沈黙と、紡がれる言葉にどこまでも密かに寄り添う伴走者となりますように。
【作り手からの補足・適合リフィルについて】
ペン芯ギリギリまで追い込んだ先端設計により、筆記時のブレを徹底的に排除しています。そのため、高い加工精度を誇るG2規格のリフィルのみを適合としています。
推奨リフィル:三菱鉛筆 ジェットストリーム SXR-600-05 / 07 等
(※公差の大きい他社製リフィルは、先端を通らない場合があります。あらかじめご了承ください)
【販売に関するご案内】
直近にイベント出展等を控えているため、現在は抽選販売という形をとらせていただいております。抽選期間終了後もイベントの状況により在庫がご用意できる場合がございますので、もし気になる一本がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。
<仕様>
収納時長さ 143.**㎜
書き込み時長さ 147.**㎜
太さ 12mm
重さ 18g
リフィル:G2 三菱のジェットストリームSXR-600-
材質 :メープルバール、波エボナイト、ブラックエボナイト
配送方法 宅配便
<出荷予定>現品 出荷10日以内
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